税理士試験の夏

2014-08-31

8月もあっという間に最終日となりました。

 

8月は、当事務所の開設の月であり、

また、私の誕生月でもあります。

ですので、むしろ年末年始以上に、

今までの1年間を振り返ったり、

これからの1年間の目標を考えることが多いですが、

今年は、たまたま誕生日に、

品川区武蔵小山創業支援センターからの依頼で

「起業家インタビュー」を受けることになりまして、

期せずして過去を振り返ることに。

忘れていた暑い夏の記憶が蘇りました。

 

「事務所開設に当たって苦労したことは?」という質問でしたが、

なぜか税理士試験受験時代まで遡ることとなりました。

税理士試験は、毎年8月1,2,3日に行われるため、

当時小学生だった娘の夏休みの前半は、

試験の追い込みでまったく遊んであげられなかったこと、

そのため夫の協力なしでは合格できなかったこと、

会場の早稲田大学は当時女性トイレが少なくて、

試験前は長蛇の列になってしまうこと、

熱中症予防で、途中から試験中のトイレ退席と

飲み物の持ち込みがOKになったこと、

試験直後、他の受験生のしている会話で、

問題の読み間違えがわかり、呆然自失で歩いた帰り道、

などなど。

 

結局5科目全部受かるまで合計7回の夏を迎えました。

それだけ時間がかかってしまったのは、必修である会計科目以外の

税法の科目選びにも原因があったかなと思います。

実務で良く使う法人税、相続税、消費税は、合格ラインに達するまでの

知識量が多く、学ぶべきボリュームが多いので、

私はあえてボリュームの少ない方が合格まで早道だと思い、

(その分実務で使う頻度が少ないのですが)

所得税、固定資産税、国税徴収法を選択しました。

ところが、実務で良く使う科目の方が、

受験生の数がはるかに多く、合格率がほぼ同じであれば、

分母の数が多い方が合格者の人数は多いのが当たり前で、

かえって時間がかかってしまいました。

所得税こそ1回で合格しましたが、

固定資産税は2回、

国税徴収法に至っては4回も受験することに…

早道だと思って楽な方を選んだら、実は回り道だったなんて。

ほとんど実務で使うことのない国税徴収法に

ここまで時間を使ったことに、大後悔することになりました。

 

これには後日談がありまして、

その後入学した大学院の修士論文で、

他の人が取り上げない国税徴収法の「第二次納税義務」をテーマに

論文を書き上げることができました。

回り道だと思っていたのに、結局何が功を奏することになるのか、

後になるまでわからないものですね。

 

インタビューの詳細はこちらをご覧ください。

http://www.musashikoyama-sc.jp/interview/

 

 

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